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検証されるものでなければ意味はない。 |
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オンライン登録が最も良いと思われます。 |
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できるだけ多くの症例、手術を経験すべき。 |
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全症例数が少ない地域では難しいと思われる。 |
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個人差がかなり大きいので配慮が必要でしょう。 |
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複数の施設でグループ間の指導ができればよい。 |
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臨床経験を最も高く評価する専門医制度であるべき。 |
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必要とする手術数が多すぎ、多くの施設でそれに沿えない。 |
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現在の心臓血管外科専門医の症例数は少なすぎて意味を持たない。 |
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公的、センター的施設が積極的に行っていく必要があると思います。 |
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研修医と同様、生活を保障し、修練に専念できる体制が必要である。 |
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個人の実力や熱意により、修練の時間的差のつくのはしかたがない。 |
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まず、本邦における専門医療の必要性から決定し、制限すべきと考えます。 |
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現在、中堅医師の数が少なく指導医にかかる負担と責任が大きいと思われる。 |
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育てる制度も重要だが、一方で不適当な人材をやめさせせる制度も必要と考える |
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若手医師の能力評価と研修プログラムをマッチングさせて行うべきであると思う。 |
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修練施設を選択できる環境を作ることに努力してほしい。臨床研修制度のように。 |
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目標を達成(専門医を取得)してもMeritが何もないのであれば有名無実である。 |
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手術中の指導的立場の外科医は積極的に助手にやれるまでのことはやらせるべきである。 |
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手術、手技に偏った修練ではなく、基礎的な知識の習得にも精力を注いでゆける環境が必要 |
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日本の手術総数が減少傾向になると思われるので、ある程度の選抜(試験)が必要でしょう。 |
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20例では少ないと思う。この症例では社会的に受け入れられないのでは? 最低50件必要と思う。 |
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現場での手術や術後管理は十分教えていけると思う。しかし、プログラム通りに行くかどうかは疑問。 |
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冠動脈バイパス術がoff pumpで行うことが多く、研修医に対する指導が難しくなってきている。 |
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専門医の修練状況を登録制にすることには賛成であるが、外科学会と重複を避けその利用を考えたらよい。 |
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症例が限られているので、若手も選別されなければならない。選別された人に教育を集中的にあたえるべき |
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外科医の社会的認知と地位向上のために学会の努力が必要と思います。消化器外科学会でも頑張ります。 |
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執刀医を患者に明らかにすることにおいてインフォームドコンセントをいかにするのかの問題が解決していない。 |
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当科は胸部(呼吸器)の手術例が年間約70例とそんなに多くないので若い研修医にもできるだけ執刀させている。 |
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若手の修練に関し、指導する指導医のレベルが指導できるレベルではないのが現在の最大の問題ではないでしょうか |
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専門医となるまでに一般外科(全般的な外科系手技)を習得することが望ましい。一定期間の外科系ローテートが必要。 |
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症例において大学でしか経験し得ないものを一般病院で望むのは限界があり、経験必要症例の検討をしていただきたい。 |
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十分経験を積んだ指導医が広い視野に立って若手をどんどん手術させるよう、学会は指導、あるいは監視すべきと思います。 |
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一人の若手に週1例以上の症例の手術指導ができる環境を提供できる施設を充実させないと、本当の術者が育たないと思います。 |
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外科手術の点数をもっと高くして時間外を払えるだけの体制にしていただきたい。そうでないと外科への希望者は減少し続けます。 |
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社会が要求している、専門医の質の向上と維持のためには、修練期間が長くなることや、必要経験数が増加することもやむを得ない。 |
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専門医とはもっと実力のある厳選された外科医である必要があると思います。学会員のすべてが選ばれるような制度はどうかと考えます。 |
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手術後の経過が悪いイコール医療過誤と思われる現在,若手に手術をどんどん行わせることに躊躇する指導医が多いのではないでしょうか. |
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専門医制度自体には賛成だが、学会が制度のハードルを高くしすぎている。これでは学会員を維持できないし若手は学会に入会しないと思う。 |
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どのような症例を助手として何例入るのが必要であるかを示してほしい。これは必要なら大学に研修にいつ出向させるかを決定するのに必要。 |
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症例数をこなすことだけでなく、手術の質の評価を行う必要がある。外部もしくは内部の上司による手術の評価、ビデオによる評価が必要と思う。 |
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若手医師にできるだけ多数の手術経験のチャンスを与えるべき、そのためには各施設が良質な医療を提供し、手術症例を増やすことが前提となる。 |
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胸部外科領域の認定医・専門医・指導医資格を整理統合してほしい。
■研修医に義務付ける症例・経験数を多くして専門医へのハードルをもっと高くすべき。 |
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専門的な手技でもとても高度な技術を必要とするモノから平凡な手技などがあると思うのですが、一般的な専門的技術をまず修練できるようになりたいです。 |
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専門医制度に基づく技術、地位、収入の確立は医療行政の側からも必須と考えます。よって、専門医〜指導医の取得はある程度、厳密、厳格にすべきと考えます。 |
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研修プログラムを全うしようとすれば,ほとんどの症例を若手修練医にしてもらわないといけないが,日本の社会にそれが十分受け入れられるかどうかが心配である. |
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若手修練が義務化されれば、手術経験が豊富な術者が増えていいことだと思います。しかし、一律に心臓外科医を育てるのはいろいろな弊害も生まれるように感じます。 |
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当院のような地方大学病院では、呼吸器外科専門医志望のすべての医師に症例を行き渡らせるのは困難である。専門医の数、資格の制限等考慮する必要があると思われる。 |
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心臓外科の修練は常に患者の死との背中合わせであり、若手医師には中々やってみろという訳にはいかない。5年目までは緩く6年目以降に厳しいプログラムとして欲しい。 |
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はやく欧米並の専門医研修制度を確立してほしい。そのためには、専門医取得のための必要症例数200例程度(現状では難しいので段階的に増やす)を行ってほしい。 |
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当施設では心臓手術以外の胸部外科手術は指導者の責任でどんどん手術をさせています。具体的な研修プログラムとしてはありませんが、研修に必要な手術は術者としてさせています。 |
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最近、マスコミの報道が一部過激なこともあり患者も敏感で術者が誰かを聞く人が増加している。今後、研修医が術者になるときは患者に対して承諾書が必要になる可能性があります。 |
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現在の専門医の選考基準は甘すぎる。術者20例、しかも抹消血管の手術も含まれるのであれば、かなり未熟な外科医も専門医になることが出来る。これでは専門医の意味が全くない。 |
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学会が真剣に若手の修練について心配するのならば、まず若手の修練希望者のselection(数を限定)することが必要だし、一定数に満たない施設は心臓手術を行わないよう勧告すべきである。 |
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登録制度として実態をモニターすることが重要であろう。心臓血管外科、呼吸器外科として毎年専門医修練の総数を規制されたらいかがでしょうか。全国症例数から至適な修練医の数を割り出せると思いますが。 |
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■専門医制度は必要であるが、医療費抑制政策の状況下では困難な面もある。
■少しずつ学会員を増やし10〜20年後には専門医を充足させる方向が望ましく、急激な制度改革や義務化は現実にそぐわないと思う。 |
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本邦での心臓血管外科専門医はどんなに多くみても800人程度で十分である。年間症例数が100例以下の施設での修練は事実上、意味がない。40歳を超えても、ほとんど一人立ちできない外科医をたくさん作る結果になる。 |
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患者側は専門医による手術を希望してくれること。術後経過良好となるファクターとして「修練された手術」があるが、患者・家族は経過に注目している。これからの若手の修練をいかに行うか、この点におけるバランスが重要。 |
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subspecialtyの専門医取得は米国ではフェローとして頑張る対象です。よく働きます。(ちなみにレジデントは外科専門医を目指す人々で、これを取得した後、フェローとなります。)若手のうちはともかく修練第一と考えます。 |
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心臓外科を標榜する病院が乱立し、1施設あたりの症例が少ないので修練医のトレーニング機会が不足する。また、「ランキング本」がもてはやされ、ベテラン医による執刀を求める患者側の要望と若手修練医のトレーニング機会との兼ね合いが難しい。 |
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若手の医者が、年に執刀が何例で、助手が何例で、などを毎年、学会へ報告するシステムが必要。そして、卒後何年での平均はどのくらいかを、学会誌で発表するべき。もちろん手術するだけが修練ではないが、入局や研修病院選定の参考にもなるはず。 |
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日本外科学会の専門医制度で行う研修で各分野わりにオペレータとして120例以上を一定期間で行う場合、症例に偏りがあり、独自の施設ではできない場合もあるので、ある一定の病院毎にグループを作り研修させるようなシステムを作ってもらいたい。 |
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手術というとすぐ症例数の話になるが、1例1例を術前後から十分な検討を行えば数多くなくとも有能な専門医を作ることは可能と考える。指導医の能力が重要で専門医制度を根付かせるためには指導医のレベルを一定以上に維持することが重要と考える。 |
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今までのように経験的な研修ではなく、科学的な研修が必要になるのは時代の流れであり、要求でもあると考えます。ただ当院のような一般病院では指導医のマンパワーも少なく若手医師にマンツーマンで対応するには医師体制上困難な面も多いと思います。 |
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理想論は誰でも解っているが、現状はあまりにもかけ離れている(アメリカのほぼ5〜10分の1の医療費とスタッフ数の中で、人権に配慮した研修とは何なのかを示していただきたい) 日本の実状に合った研修はどうあるべきかで本職も苦慮しております |
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1)一般病院の場合、研修の提供が可能であっても現在、若手の研修医の確保が不安定である。2)研修医の手術執刀の法的な保証(指導医責任問題)が常に悩みの種・・・家族は指導医に対して「先生が執刀するのですね」と常に念を押す。 |
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最近はインフォームド・コンセントが求められ、研修医に手術を行わせる場合は患者の了解がなければならない風潮になっている。患者の承諾書のコピーを提出するようにしてはいかが?実際、しっかり説明したら承諾してくれる。このことができなければ政治的解決しかない。 |
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バカバカしい学会中心の価値判断基準で水準の低い施設を研修施設と認定したり、専門医の必要とする臨床活動はみすぼらしいままで、論文を必須にするなど意味不明の基準を設けている実態は本質を無視した宗教的とも言える実態のない制度のように個人的には思います。 |
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優秀な若手には手術経験の場を増やすべきだが、そうでないものには制限すべき。しかし、その差をどう判断すべきか。一律にみんなで上手になりましょうという法則はただしいのでしょうか?うまい人だけ生き残るのは当然でしょう。今の義務教育世界と同じ道を歩まないようにしたい。 |
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日本の専門医制度のような中身のない制度の下ではこのような議論は意味のないものと考えます。専門医と呼ばれるにふさわしい人物が選ばれ、それに対しての報酬が保障されない限り建設的な意見は浮かびません。また、胸部外科というような種々の専門分野の含まれるような学会自体が問題であると考えます。 |
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労働時間管理について:4月から独立法人となり医長手当の名のもとに医長は22時からしか時間外手当がでません(事実上の給料ダウンです)。サービス残業の増加になりました。現在の医師数では労働基準法に準ずる当直体制は作れません。
■外科医全体が減少し、指導すべき若手医師が少ないのが問題です。 |
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指導医クラスだけでなく、若手修練医が執刀することについて、内科医や患者(もしくは社会全体)のコンセンサスを得られるように現場の指導医だけでなく学会etc.の努力が必要と考えます。(多くの患者さんは十分にお話しても、指導医の指導下での若手修練医の執刀よりも指導医自身の執刀を望まれます。) |
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基本的に若手の先生に手術の機会を与えるべきです。一方で各施設の治療成績の維持の問題や最近の医療訴訟の問題から経験の少ない医師の手術修練が難しくなっています。当学会だけの問題ではありませんが若手の修練の必要性を学会を通して社会に訴える努力が必要です。医療に関して一般社会からいわれるままでは今後の医療が萎縮する一方です。 |
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地域医療でこの分野で責任を持ち、手術成績を維持し信頼出来る病院として評価されるためには、若手の研修がどこまで可能か問題もある。インフォームド・コンセントとして患者側に術者に関する説明をすべきと思うが、学会側はこの点に関して研修医に手術をさせることの意義や必要性のコンセンサスを社会に対して十分得られるようにアピールすべき。 |
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地方の病院では手術数は決して多いものではありません。ある程度の手術経験数+診療経験数+試験の方法がいいと思います。手術も冠動脈バイパス術では、循環器内科の考え方ひとつで手術症例の難度や、数が変わります。いくつかの病院で関連して研修グループ病院を作れれば一番いいと思います。ただ、国公立、などの病院では立場身分の問題がありますが。 |
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プログラムやガイドラインは参考にするものであって、個性の豊かな、またcharacterの異なる医師を一律にルールにはめることはできない。指導医は自らの技術と知識のすべてを若手医師に伝える情熱が必要で、若手医師はその見返りとして技術の習得のみならず論文作成や病院マネジメントに協力すべき、すなわち、give and takeの精神が必要。 |
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手術は伝えなければいけないものなので「若手の修練」は明日の医療のために重要です。しかし、目の前の患者さんは「若手の修練」のために手術を受けるのではありません。その時点で可能な最高の医療を施行しなければいけない。あるいは受ける権利のある患者さんに対して「若手の修練」とはどういう位置を占めるのでしょう。これが第一線の臨床の場のジレンマなのです。 |
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専門医をとらないと手術(プラクティス)できない、あるいは診療報酬に違いがある、あるいは広告可能であるなどの本格的制度があって初めて修練に現実的意味が出てくるはずです。日本の形式的制度では考えるだけ無駄のような気がします。また、これらのアンケートが膨大な数で書く見返りもなく、日常臨床を圧迫しており、どうか、皆の意見を聞くだけで本質的な改革に向かわない書類の送付は慎んでいただきたいと思います。 |
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呼吸器外科の場合胸腔鏡手術が広まっており、我々が勤務するような市中の病院で開胸手術を行うことはかなり難しい現状がある。つまり、開胸手術を行っていては患者が病院に来ないということである。胸腔鏡を使用した、小開胸創から肺切除ができなくては手術をさせられない。厚生省は若い医師の研修を大学病院から市中の病院へと変更したが、この現状から、大学病院などの教育病院で開胸手術で肺切除の基本くらいは慣れてから来ていただかなければ、当院では手術をさせられない。 |
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施設が乱立し,手術症例を各施設が取り合っている現状では,施設としてのレベルを保っていくことが第一条件となり,なかなか若手に修練としての機会を与えられないのが一般病院の現状である.国は医局制度の崩壊を推し進めているようだが,医局制度には数年毎に勤務交代があり種々の病院で研修ができるというメリットがある.現在の卒後研修医制度のマッチングのように,医局の枠にとらわれずに全国規模で研修病院を選択できる(もちろん実力で)ようなシステムができる事を望みます. |
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名目費の専門医には問題。最近は政府の基準(症例数のみ強調)で病院のrankづけがマスコミ等で話題となる。必ずしも症例数ではなくtraining実績、自己の実績等を症例数と合わせていくことが必要ではと思われる。冠動脈の症例数のみですべてのスペシャリストというのはいかがなものか。ブラックジャック、大学を否定する意見には疑問。若いときの大学、その他のSystematic trainingをbased trainingとしては絶対必要。大学その他がそれに対応していなければ問題ですが。 |
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当施設に限らず、手術症例が重篤化、重症化しているのは時の流れであり、何をおいてもLow mortality、Low morbidityが求められることに変わりはない。一人の外科医が経験する手術数が欧米と比較し極端に少ないといわれているのに、平坦な一律のプログラムを導入することで、優秀、有能な若手のchanceを減らしてしまうことになる。最終的に指導者にまで到達できる数はきわめて少数である以上、可能性の少ない者にいわゆる「手取り足取り」の指導をすることはむしろ、有害である。患者は「死を覚悟して」手術を受けるのであり、施設の違いはあるにせよ、「教育」が優先することは許されない。真に優秀、秀でた能力、可能性を有する若者が過去にもいたように、今もこれからも必ずいるわけで、彼らは必ず「自分の力」で育っていきます。 |
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最近、医師や教授と呼ばれる人達の姿が捩じ曲げられているという危機感を抱いています。どのような姿かというと、言葉は悪いがコンビニ医者やコンビニ教授です。つまり、それほど上等ではないが、とり合えずその場で間に合う人物像です。世の中全体がそのように変化しているのと同様に、このような医師や教授が求められていることも事実でしょう。しかし多少質が悪くても間に合えばよしとする傾向が続けば、真の医療、真の医学教育や研究を目指すいわゆる本物の医師や教授がいなくなり、レベルの低下を招くことは明らかです。現在の学会の中枢にいる人々の中に真の医療や医学教育、医学研究を考えている人がどれほど居るかに疑問を感じることは事実です。単に技術を教える修練システムではなく、医師としての使命感、倫理観、そして何よりも人間性を若い医師に伝え、同時に新しいことへの探究心を失わないことも修練の重要なポイントと考えます。学会は単に技術修練のみで教育内容を評価するのではなく、自らも律して、若手を本来あるべき医師の姿に導いていくにはどうすれば良いかを考えるべきでしょう。 |
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経済的に安定した条件の下で修練を行わせたい |
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専門医制度のガイドラインに沿ってプログラムを変化させます。 |
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専門医の修練の登録に関しても制限すべきと思います。少数精鋭で。 |
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現在の専門医制度では社会的にはそれ相応の評価しか得られません。 |
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若手の修練が十分に行えるような仕事場の条件や環境を整えてほしい。 |
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若い人に手術をする機会を与えなければならないという意識改革が必要と思います。 |
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大学病院においては手術症例確保に加え、アルバイトなしで研修に専念できる経済保障が必要である。 |
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専門医制度とは裏腹に患者達は独自の情報網で医師の選別を行っている。若手はそのことをよく理解すべき。 |
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現時点では医局制度のため各施設で専門医を育成することは困難。研修医制度と同様に各施設にApplyできるシステム化が必要。 |
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低侵襲手術など、手術難度の上昇、あるいは内科の外科に対する目の厳しさなどにより、若手の修練が困難になってきていると思います。 |
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■学会活動(学会報告)なども修練に必須な項目とする。
■単一施設(関連も含め)のみでなく、できれば複数ヶ所の修練が望ましい。 |
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外科系の専門医制度であるからにはその認定に際しては手術経験の記録だけでなく手術実技試験などの採用も考慮する必要があるのではないでしょうか? |
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各病院間において修練の内容に差のないようにしなければならない。また、他の専門医(内科、外科等)との信頼度の相違がないように努めなければならない。 |
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現状のままでよいとは考えていないが、学会主導で民間の病院になじまないプログラムなら、ないほうが良い。ただし、努力目標なら目安としてあってもよいと考える。 |
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全国を大きく分けてその範囲内の修練施設を行き来できるシステムがあれば良い。(大学の人事でなく臨床研修医のマッチングシステムのようなもの)*但し、卒後7年まで |
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民間第一線の病院として、胸部外科医の固定が困難な状態であります。理想とする病院へなるのに現時点での厳しい医療事情のことを考えると多くの問題があると考えます。 |
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やはりチャンスを与えてやることが必要だと思います。その分、指導のストレスは多くなりますが、仕方がないことだと思います。指導したことに対する評価法はないものでしょうか。 |
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胸部外科学会ではなく、専門医認定機構独自の指導体制(指導医認定も含む)が必要です。血管外科医をスポイルせず、サブスペシャリティを持たせることができないのか?また、そのような修練体制が必要。 |
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外科専門医を取得してから呼吸器or心臓血管外科の専門医を取得することになりますが、それなりに厳しい修練を経て取得してもその後の状況が米国とはかなり違うことが明確であり、それが外科を目指す学生が減少している原因ではないかとも思いますが。 |
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若手外科医は多くの場合、大学病院や市中病院など複数施設を移動しますが、そのタイミングは研修プログラムによらずに、施設の都合や大学の意向で決定されることが多い。個人の研修プログラムをそれらの中でうまく整合させるための指針づくりを希望する。 |
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300床程度の病院で年間30例程度のLKの手術と20例程度の気胸の手術をしている当院のような施設では胸部外科は一般外科と併任であり、LKもすればラパコロンラパコレ胃切、MMK肝切等すべて行う。このような施設の医師は専門医とは相容れない存在であるが、専門医制度は我々の存在をおとしめ、長年の地域医療への貢献を無視している。 |
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専門病院で指導医の下に研修を積むわけですが、さて、そのような病院はかなり限られるのが実際かと考えます。といって大学を中心ではやはりリサーチ中心に傾きがちです。今回のアンケートで外勤という言葉が出てきます。アルバイトのことでしょうか?アルバイトをするようでは臨床研修は出来ないと考えますし、それを許すような施設では専門病院とは言えないように考えます。 |
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専門医制度も同様、学会で制定しても結局、手術の出来ない大学人ばかりが専門医となることは火を見るより明らか!既得権堅持にしかならない。大切なことはいかに優秀な外科医の下でトレーニングしたかということ、要するにそれぞれが「免許皆伝」を発行し、後は大衆が判断する。こんな当たり前のことを欧米型にしようとしている先生方、ご苦労様です。どうせすぐに骨抜きになります。なぜなら、ここは日本ですから。 |